証言記録 東日本大震災 第8回 宮城県山元町 〜“ベッドタウン”を襲った津波〜2011年3月11日。あの日何があったのか。人々は何を考えどう行動したのか。
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2012年1月より、NHK総合テレビで放送している「証言記録 東日本大震災」。
震災を様々な角度から記録する一環として、被災者の“あの日、あの時”を証言でつづる。
2011年3月11日。
あの日、何があったのか。
人々は何を考え、どう行動したのか…。
「証言記録 東日本大震災」は、未曾有の大震災に向き合った被災者たちの格闘の記録であり、鎮魂の記録です。
家族を失い、生まれ育った地域を失い、その生き様を支えてきた文化さえも失ってしまった人たち。
私たちは、この大震災にどう向き合えばよいのか、そこから何を見出していくべきか、「証言記録」は、それを考えるヒントを与えてくれるはずです。
【収録内容】太平洋に面する市町村の中で、宮城県の最南部に位置する山元町。
ほぼ直線の平らな海岸線を持つこの町では、総面積のおよそ4割が浸水し、2000戸以上の家屋が全壊、600人余りの人々が命を失った。
震災前まで、沿岸の平野部には、農地と住宅地が広がっていた。
仙台との距離はおよそ35km。
かつては海沿いを常磐線が走り、仙台駅までの所要時間は40分余りだった。
もともと農業が基幹産業だった山元町だが、交通網の発達に伴い、震災前には、仙台などの都市部に通う通勤者・通学者にとっての、いわゆる「ベッドタウン」となっていた。
震災が起こったのは、金曜日の昼下がり。
多くの人が町の外に働きに出ていた中、町に残っていたのはお年寄りや子どもたちだった。
ある老夫婦は、働く娘夫婦から預かっていた幼い孫娘の命を守ろうとした。
町の外で働いていたため、津波が迫る中、家族の元に駆けつけられなかった人は少なくない。
働き盛りの世代が少ない状況の中で、懸命に命を守ろうとした人々の証言を記録する。
○2012年 放送*収録時間43分/画面サイズ16:9/ステレオ・ドルビーデジタル/カラー■全12巻シリーズの前半6巻を2013年2月に、後半6巻を2013年5月に発売予定。
証言記録 東日本大震災 DVD-BOX1 全6枚セット└単巻⇒ 第1回 岩手県陸前高田市 〜消防団員の見た巨大津波〜 第2回 宮城県女川町 〜静かな港を襲った津波〜 第3回 福島県南相馬市 〜原発危機 翻弄された住民〜 第4回 岩手県大槌町 〜津波と火災におそわれた町〜 第5回 宮城県石巻市 〜北上川を遡った大津波〜 第6回 福島県大熊町 〜1万1千人が消えた町〜 証言記録 東日本大震災 DVD-BOX2 全6枚セット└単巻⇒ 第7回 岩手県山田町 〜それでも海に生きる〜 第8回 宮城県山元町 〜“ベッドタウン”を襲った津波〜 第9回 福島県三春町 〜ヨウ素剤・決断に至る4日間〜 第10回 岩手県宮古市 〜三陸鉄道を襲った大津波〜 第11回 宮城県気仙沼市 〜津波火災と闘った島〜 第12回 福島県浪江町 〜津波と原発事故に引き裂かれた町〜
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