2016 GRECO SANNIO TABURNO GIANO / OCONE イタリア南部、州都をナポリとするカンパーニャ州。

東をアペニーニ山脈、西をティレニア海に囲まれて海岸に近い地域では温暖な気候に恵まれ、ブドウの育成に適した条件が揃っています。

ヴェズヴィオ火山やポンペイ、アマルフィ海岸やカプリ島などイタリア随一の観光地として知られていますが、ワインの生産も盛んに行われており、赤ワインも白ワインもバランス良く生産される生産地です。

オコネが居を構えるポンテという街は、イタリア現地では古くから「優良ワイン生産地」として知られてきましたが、特にここ30年くらいでクオリティが劇的に向上し、イタリア国内のみならず海外でも評価されるようになりました。

そんな土地で1910年からこの地でワインを造り続けてきた100年を超える歴史を持つ老舗ワイナリーがオコネです。

現オーナーであるドメニコ・オコネ氏は、ベトナム戦争での枯葉剤使用による、 人体や環境に及ぼす影響について書かれた論文を読み、大きな衝撃を受けます。

「人体や環境に悪い影響を及ぼすワインが、良いわけが無い」と感じたドメニコは、 ブドウの栽培を、環境に優しい有機農法へすぐに転換し、 自らイタリア有機農業協会(AIAB)に創設者の一人として関わることになりました。

その後、創設者の一人として、イタリア有機農業協会(AIAB)の設立に関わっていく中で、 環境に優しい有機農法の重要性を感じ、有機農法へと転換しました。

オコネのモットーは、アリアニコ、グレコ、ファランギーナといった この地方特有のブドウを忠実に表現すること。

そのためには有機農法で自然の味わいを出すことが大切です。

畑は海抜200〜400mというブドウの栽培に絶好の条件となる場所。

ブドウの慎重な選果、最新技術の導入など様々な改革を続け、 現在は化学肥料を使用しない「オーガニック」な畑作りをしています。

100年以上の歴史を持つ彼らが、極めて自然な形で造りだすワインは、 一言で言えば「ピュア」。

飲む者の身体に沁みこんでいくような、優しい味わいが特徴的です。

世界的に有名なワイン評論家であるマット・クレイマー氏は、オコネに関して『探すのは難しいが、見つけたららすぐに買う。

』 と絶賛しています。

また、カンパーニャ州最上の赤ワインと言えば、アリアニコというブドウ品種を使用した「タウラージ」が有名ですが、前述のマット・クレイマー氏は『アリアニコ・デル・タブルノは、とりわけオコネの造るものに注目。

タウラージそのものに比肩しうる。

』と心酔したコメントを発表しています。

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